なんでもガパオ - 🤩🤩🤩

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先日のタイ旅行では様々な驚きがあったが、そのひとつとして『ガパオライス（パッガパオ:ผัดกะเพรา、以下ผัดกะเพรา）の肉が固定ではない』というのがある。

滞在中ผัดกะเพราは2度しか食べなかったが、ผัดกะเพราを出している多くの店で鶏・豚・牛・魚介など様々なレパートリーが選択できた。

調べたところ『ガパオ』とはผัดกะเพราにたっぷりと入っているホーリーバジルの事を指すらしく、自分はガパオライスというと豚ひき肉と野菜を辛く炒めて目玉焼きを添えた料理みたいなイメージがあったが、実際のところ特定の肉と具材を用いた料理というよりはホーリーバジルと唐辛子、そして任意の肉（鶏肉が主だそう）の炒め物的なニュアンスらしい。

事実、英語表記のある食堂のメニューでは〇〇肉とハーブの炒め物みたいな風に書いてあったと記憶している。

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↑はバンコク・クロントイ近くで食したアヒル肉のผัดกะเพรา。パプリカも入っておらず、緑色のものはすべてホーリーバジル。

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↑はバンコク・モーチット近辺で食した鶏肉のผัดกะเพรา。目玉焼きは有料オプションで頼まないと付いてこない店が多いっぽい。

帰国後、タイ料理食いたいな〜　と思いKALDIに足を運んだところ、こんなものを見つけた。

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これはガパオ（ホーリーバジル）と唐辛子や各種調味料の瓶詰めで、これに任意の具材と調味料を加え調理することでผัดกะเพราが完成するらしい。

瓶の裏に書いてあったレシピによるとニンニクを油で香り立たせ、豚または鶏のひき肉250gとピーマン1個（パプリカの方が正しそうな気もするがそれはそれとしてピーマンが沢山家にあったので従うことにした）と本品大さじ3をナンプラー、オイスターソース、砂糖で調味しながら炒めることで所謂ガパオができるらしい。とりあえず鶏ひき肉を用いレシピ通り作ってみた。
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そして完成したผัดกะเพราだが、かなりうまかった。

翌日も作った。
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研究室に行く用事があったのでお弁当にした

ちょうどナンプラーとオイスターソースが前回で切れてしまったのでほぼ醤油と砂糖で味付けを行い、チンゲンサイが残っていたためそれも加えたのだが、これでも全然ผัดกะเพราだった。

いや、2回しか食べていないしどちらも具材が違ったのでそんなผัดกะเพรา評論みたいなことができる立場でもないが、しかしちゃんとタイ料理という感じの味がしたし、ビジュアルもそれっぽいし、何よりちゃんと美味しかったのだ。

そもそも所謂ผัดกะเพราの本質がホーリーバジルである以上、このホーリーバジルの瓶詰めがあればなんでもผัดกะเพราにできるのではないだろうか？ということで、本品適量と任意の通常ผัดกะเพราには扱われなさそうな具材を、油、にんにく、塩、砂糖のみで調理してผัดกะเพราとして成立するか否かを試してみた。