
もうすぐ待ちに待った夏ボーナスの時期である。
わたしは今年2年目だが、勤めている会社では1年目の夏には満額支給されない制度のため事実上はじめての夏ボーナスとなる。同期と会うとその話で持ちきりだ。ボーナスはいくらだろう、昨年の冬ボーナスより上がるといいな、冬ボーナスと同額と仮定してどう使う?貯金や投資、はたまた少し高めの時計や靴を買う?あるいは脱毛やジム入会などといった自己投資をする?
その一方で、ボーナスに関する話題の定番としてかならず上がってくるのがあまり期待しすぎない方がいいという考え方だろう。特に今年は世界情勢の悪化からすでに多くの企業が打撃を受けており、そうでなくても今後の見通しは見えないという企業が大半だろう。もちろん我が社も例外ではなく、夏ボーナスは冬ボーナスと同額どころか大幅に下がる、下手したら支給すらされない可能性だっておおいに考えられる。
調べたところ2年目の夏ボーナスは大体、手取りにして30万前後の会社が多いそうだが、もういっそ今年の夏ボーナスはその平均から100分の1した3,000円ということで決定し、使い道を考えようと思う。
ちなみに真面目に考えた結果、誰も買っていないアレを買いました。
そもそもいつからこんな金銭感覚になってしまったのか
そもそもいつの間に自分は数十万円の使い道を考えるような人間になってしまったのだろう?まるで3,000円が「低い額面の代表」みたいな感じの書き出しで記事を始めてしまったが、ほんの数年前までは3,000円なんて結構大金だったではないか。
振り返ってみよう。小中学生の頃は数百円でも大金だったのはみんなそうだろうが、私はその間固定制のお小遣いをもらっていなかったためそれが特に顕著だったように思う。一度クラスの催し物の関係で当時好きだったSちゃん(仮名)と二人で放課後買い物に出かけたことがあったのだが、その際Sちゃんからコンビニでの買い食いを提案されるも自分はリアルにその時の全財産が50円で、それでもここで何も買わない選択肢はないと考え好きな子が肉まんやカプリコを買う傍らで一個10円のフィリックスガムを買い、しかもそれを二つに分け片方を分けたのだ。ちなみにSちゃんは何も分けてくれなかった。

高校時代になると月5000円のお小遣いを貰うようになったが、当時自分は寮暮らしでお小遣いを休日の食費にも充てていたため、最悪あるだけ全部駄菓子屋で使っても問題なかった頃より金銭事情はより悪化したと言っていい。外食など夢のまた夢、休日や買い出し日にはホームセンターへ赴きトップバリュが高級品に思える謎すぎるプライベートブランドの歌詞やジュースを買い漁りチビチビと食す日々。この頃休日の食事として袋ラーメンを食べ過ぎて今も袋ラーメンに抵抗感がある。
大学・大学院時代もそこそこ忙しくあまりバイトを入れられなかったため、実家住みとはいえそれなりに金銭面はシビアな日々だった。音楽が好きなので時折クラブに行っても、ドア代と共に支払うワンドリンク分のみ酒を飲み、それ以降は周囲が飲んだくれる中一滴もドリンクを口にせず帰ることもしばしばだった。
そして今である。昨年の冬ボーナスは大半をiPhoneの買い替え資金に充て残りは貯金したが、それでも計算したところそこそこの金額を使途不明金として散財してしまっている。
夏ボーナスは何に使うのが正しいのか
というわけで、夏ボーナスの3,000円が支給された。とする。

早速使い道を考えて行こう。調べてみるとボーナスの使い道として多いのは①貯金や投資、続いて②旅行、③普段は買えない腕時計や衣服などといった高級品の購入などが挙げられるそうだ。
これを念頭に置き3,000円を使って行く。
①貯蓄
まずは一つ目の貯金から行こう。理想的な貯蓄や投資のバランスは、収入の3割から4割程度とのことらしい。というわけで早速3,000円のうち約3割の1,000円を貯金に回すことにする。

もう2,000円になってしまった...
②旅行
今時スーパー銭湯でも酒とか飲んだら足が出てしまう。却下。
③高級品
2,000円では高級品にならないのでは?となるかもしれないが、考えてみるとボーナスで買う高級品というのはただ高いだけではなく、ちゃんと実益性もあり、かつ普段の生活では手が出ないものだ。
これに関して心当たりがある。

無印のロロ・ピアーナ枠『竹の箱』である。
部屋のものを整理するたび、細かなものをまとめて詰められる、頑強かつ見た目のよい・かつまとめて購入できて統一感を出せる箱が欲しいと思っていて、無印のこの箱はずっと気になっていた。が、とはいえただの箱である。サイズによってもただの箱以上の機能をもたない物が1990円である。スーパーで拾ってきた段ボールと同機能の物が1990円である。

買った。紙袋も込みでちょうど2,000円だった。

買った感想としては、意外なことにも結構ワクワクした。高い服をお店で買ったみたいな気持ちだ。
服は買ってから届いたり帰宅したりの間、手持ちの服とどう合わせるか考えるのがピークみたいな言説があるがまさにそういう感じで、部屋のどこに置こうか?何を入れようか?散らばってる化粧水類を入れようか?小さめの書類とか入れても収まりがいいか?とかそういうことを考えていた。
これを買うまではずっと、ただの箱以上の機能がないものに2,000円も払うことに強い抵抗感があった。しかし、ただの箱に2,000円払っただけでこんなにワクワクできるのならお得ではないだろうか?ボーナス万歳だ。まぁ、

とはいえただの箱なので、帰ってみたら後は適当なものを入れて適当な場所に置くだけなのだが...
普通に箱としてはいいので、ボーナスや臨時収入が出る度に買い足そうかなと思います。ちなみにこの後本当のボーナスがちゃんと出たので渋谷で靴や服を買いました。































